子丑天中殺(ねうしてんちゅうさつ)は、子と丑の年に天中殺に入ります。
北方世界を中殺するため、年上の人より「年下」や「子供」との縁が強まります。
時間をかけて成功をつかむ「大器晩成型」の運勢でもあるため、人生の後半に活躍しやすい傾向にあります。
新たな家系を作り出す初代運の役割をもちます。
「子丑天中殺の運勢」を動画で解説
YouTubeでも子丑天中殺について詳しく解説しています。こちらの記事と合わせて動画をご覧いただけるとより理解が深まるのでおすすめです。
子丑天中殺の基本情報
日干支に「甲寅・乙卯・丙辰・丁巳・戊午・己未・庚申・辛酉・壬戌・癸亥」を持っている人は子丑天中殺に該当します。
子丑天中殺の人は、「子」と「丑」の年に天中殺の運勢に入るため、その時期は無理をせず穏やかな生き方を心がけましょう。
毎年「12月・1月」は月の天中殺に入るため、同じように無理は禁物です。
子丑天中殺の運勢の特徴
子丑天中殺は、北方世界が不自然な状態になっている天中殺といわれ、北方世界の「親」「目上の人」の問題を抱えます。
その代わり、南方世界へと引き寄せられ、南方世界の「子供」「部下」「明るさ」が強まります。
まとめると子丑天中殺のキーワードは、「初代運」「大器晩成」「楽天家」になります。
初代運をもつ
子丑天中殺は北方世界が不自然になるため、北方世界の一つ「親」が欠ける運勢です。
そのため、親との縁が薄まり、親から離れて独立独歩の道を進もうとします。
その結果、親や家系の跡を継ぐことなく、初代運として自力で頑張る特徴をもちます。
子丑天中殺の人なら、上京するのも良いですし、一人暮らしをするのもあっています。
とにかく、親や家系から離れて、新しい時代を築いていきましょう。
いつまでも親に支えられていると、目上の人に対して反発心をもつことから、親に反発して親子関係に亀裂が入る恐れもあります。
大器晩成の運勢
子丑天中殺は上司に恵まれなかったり、年上の人から助けてもらえることが少なかったり、若い頃に苦労しやすい特徴があります。
しかし、年下から助けられる運は強く、目下の人に恵まれます。
子供ができやすかったり、部下が助けになったり、年下との関係性はとても良好です。
そのことから、目下の人が増えていく晩年に運勢が開花しやすい大器晩成型となります。
楽天家の性質をもつ
子丑天中殺が強く影響を受ける南方世界は、「明るさ」「快楽」「希望」という意味があります。
そのため、子丑天中殺の人は楽天家になりやすく、ノリも良くなります。
楽し気な雰囲気を漂わせ、場を明るくすることもできるため、ムードメーカーとなって人気者ポジションを手にすることもあるでしょう。
カジュアル過ぎて「軽い人」と思われて疑いをもたれることもありますが、話せばわかってもらえる人です。
子丑天中殺の有名人
小泉純一郎(元総理大臣)、田中将大(プロ野球選手)、福原愛(卓球選手)、桑田佳祐(ミュージシャン)、坂本龍一(ミュージシャン)、明石家さんま(お笑い芸人)、萩本欽一(お笑い芸人)


