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互換天中殺、親と離れて初代運を駆け抜ける運勢

算命学で最も有名な技法の天中殺。

これを宿命にある場合を宿命天中殺と呼びます。

今回は、その宿命天中殺から「互換天中殺」について解説します。

 

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互換天中殺とは?

互換天中殺とは、「生年天中殺」と「生日天中殺」の二つの宿命天中殺を持つ命式になります。

互換天中殺、算命学

 

それぞれの宿命天中殺の意味合いを考えてもらうとわかりやすく、生年天中殺は年干支が中殺に合っている状態のため、親に頼れず、親と分かり合えず、それが原因で親と衝突しやすい特徴をもちます。

生日天中殺は親から見た天中殺(年干支を元に天中さを算出します)が日干支を中殺しているので、親が自分自身のことを理解できない状態になるため、親は子供を理解できず、同じく衝突する恐れがあります。

そのため、どうしても親子の関係が密接な子供時代は、お互いに苦しみや大変さを感じやすく、分かり合えない溝ができてしまいます。

 

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互換天中殺のポイント

互換天中殺は、親と反目し合う運勢をもち、親に助けてもらいにくいことから、若い頃にハンディーを負う運勢となり、どうしてもスタートは大変さを感じやすくなります。

しかし、親との衝突が無くなれば、運勢の障壁が無くなるともいえるため、親元を離れて自立することが何よりも重要です。

親から離れれば衝突し合うことはなくなり、さらに親子の関係性の修復も図れるため、仲良くなる可能性も十分にあります。

つまり、互換天中殺を持っている人は、おのずと初代運の道を歩む運勢となり、親から離れて自分の道を進みだしてからが「運勢の始まり」といえるでしょう。

もし互換天中殺を持っている人で、親と関係性が良くなくて実家暮らしの人は、親元を離れることを目標にしてみて下さい。

それができれば、親との関係性が良くなり、運勢も上昇気流に乗れるチャンスがやってくるはずです。

 

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鑑定例題:山口智子(女優)

唐沢寿明さんと結婚した女優の山口智子さんが互換天中殺の宿命です。

山口智子:1964年10月20日

 

山口智子さんは女優として大成功をつかみましたが、互換天中殺らしく親とは確執があったと言われています。

親は老舗の旅館を経営していて、幼少期より家業の旅館の跡継ぎとして育てられ、それを期待されていました。

しかし、山口智子さんは、互換天中殺らしくそれに反発心を抱き、逃げるように東京の短大に進んだそうです。

そこで、モデルにスカウトされ、その道に進み女優として大成功をつかみました。

 

互換天中殺としては、まさに見本のような生き方といえ、親元を離れてから運勢のきっかけになっています。

もし親の言われるがままに旅館を継いでいたら、旅館経営が上手くいかなくなるだけでなく、親との関係はさらに悪化して、山口智子さんも苦しみの多い人生になっていたかもしれません。

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