天中殺を宿命にもつ特殊な運勢について解説します。
その中でも陽占天中殺は、性質への影響が大きく、本来の星の意味とは違う新たな性質が加わります。
陽占天中殺を持っている人は、欠かすことなくチェックしましょう。
陽占天中殺の基本の考え方
十大主星が陽占天中殺の影響を受けると、本来の性質とは違う特性が表れます。
主にその星の特徴となる性質が、「弱まる」or「過剰になる」かのどちらかのケースが基本になります。
それを一言で説明すると「コントロールがきかなくなる」と考えると良いでしょう。
ただし、陽占天中殺自体に良いも悪いもなく、その性質に合う環境を選び、生かせる状況を作り上げていけるかがポイントになります。
石門星中殺のキーワード:想像とは違う集団が出来上がっていく
本来の石門星は集団の中で力を発揮し、自然と集団の中のリーダー的存在となって、組織を作り上げていくことが多くなります。
しかし、石門星が中殺されてしまうと、自分が最初jに思い描いていたような集団形成ができず、段々と意に反する組織が出来上がって、違和感をもつようになります。
自分で作り上げておきながら違和感を持つ状況は、充実感からは程遠く、空しさを感じる可能性もあるでしょう。
それでもその組織の中で奮闘するのは、石門星が元々もっている協調性があるからです。
この状況は悪いことばかりではありません。
思いとは違う集団を作り上げていく特性は、自分の想像を超えられる大きな可能性を秘めています。
つまり、本来の実力以上に組織が広がっていったり、最初に考えていた規模以上の影響力の大きい組織を作り上げたり、より高みへと上昇していけるかもしれません。
石門星中殺のキーワード:極端に人付き合いが良くなる
石門星といえば協調性で、バランス感覚の良さがあげられます。
その結果、人付き合いが良くなり、人との交流が自然と広がっていきます。
中殺されると、人付き合いの良さに変わりはないのですが、それが極端になってしまい自分を押し殺すことが増えてしまう恐れがあります。
それによって、我慢が増えて、ストレスも増えて、人との交流に息苦しさも感じるようになるでしょう。
そうすると、本来の石門星の長所が消えてしまい、星の特性を生かすことができなくなります。
ただし、より一層と人との関係性は広がっていきやすいともいえるため、精神的にタフであれば、人間関係による恩恵も大きくなるでしょう。
石門星中殺のキーワード:兄弟縁が薄まる
石門星の兄弟を表す星になります。
そのため、中殺されてしまうと兄弟が中殺されたのと同じ状況になってしまい、兄弟との縁が薄くなってしまいます。
兄弟と仲が悪くなったり、兄弟と疎遠になったり、兄弟が早く亡くなったり、など。
「兄弟とは大人になってから会っても年に1回かな」みたいになっても、心配する必要ななく、むしろその方が仲良くいられるかもしれません。
石門星中殺の有名人:入江信也さん(元お笑い芸人)
闇営業で問題になったカラテカの入江さんです。
入江信也:1977年4月8日
入江さんは、人脈の広さを生かし、それを武器にした会社を立ち上げるぐらい、とてつもなく交流の幅は広かったそうです。
まさに、石門星中殺の現象といって良いでしょう。
ただし、それは自分の予想を超えた繋がりが出来上がってしまい、収拾つかなくなった結果が闇営業問題だったのかもしれません。
でも、これだけの人脈を築ける能力があれば、またきっと復活して頑張ってくれるはずです。
「陽占天中殺は普通では収まりきらない特性を手にする」と考えてもらえれば、後はそれをどう生かしていくかだけです。
それができれば、普通以上の成功も手にできる大きな可能性をもった運勢ともいえるでしょう。