石門星(せきもんせい)は陰木の星で守備本能をもちます。
和を大切にする性質がどんな人とも仲良くなられる協調性へと繋がり、人間関係は自然と広がっていきます。
仕事も人と関わるは全般的に向いていて、チームワークを生かして発展していきます。
結婚は友達夫婦のような仲の良い家庭を築き上げることができます。
「石門星の特徴」を動画で解説
YouTubeでも石門星について詳しく解説しています。こちらの記事と合わせて動画をご覧いただけるとより理解が深まるのでおすすめです。
石門星の基本情報
石門星は陰の木性で「陰木」になります。自然界では「草花」に該当します。
五行の木性がもつ本能は「守備本能」になるため、石門星も無意識のうちに守る能力を発揮します。
その中でも石門星の場合は、集団を守る能力が高くなります。
五行 | 木性 |
陰陽 | 陰木 |
本能 | 守備本能 |
石門星の性質
石門星はどんな人とも合わせられる協調性をもつため、人間関係を広げていくことができます。
ただし、同世代の横関係での繋がりを得意とし、先輩後輩のような縦関係はあまり得意としません。
さらに、輪が広がり集団ができあがると、いつの間にか集団の中心的存在となってまとめ役を担うこともあります。
「協調性」をもつ
石門星の一番の特徴は、争いを嫌い和合を好むことです。
集団の中に入れば協調性を発揮して、自然と周りに合わせようとします。
「嫌だな」と思う人がいたとしても、それを顔に出さず笑顔を振りまきながら仲良くできます。
どんな相手とも分け隔てなく仲良くでき、人間関係はとても巧みで自然と広がっていきます。
そのため、友達は割と多めです。ただし、関係性は浅く広くなりやすい傾向にあります。
「横関係」の繋がりが得意
石門星は同年代の繋がりのように、横関係で繋がっていくのが得意です。
気を使わない同世代の仲間といることが多く、先輩後輩のような縦ラインの人間関係を得意としません。
仮に目上の人との関係があったとしても、同年代と同じようにフランクに接する場合が多く、それが通用する相手であれば目上の人でも仲良くなれます。
しかし、上下関係を重んじる人には「馴れ馴れしい」「生意気」などと思われやすく、嫌われる恐れがあります。
年上の人や会って間もない人にいつの間にか敬語でなく、友達口調になっているのは、石門星ではよくある光景です。
ただし、石門星が友達口調で話しても親しみやすさがあるおかげか、腹が立たないから不思議です。
「中心人物」になる
石門星は集団の中にいると、いつの間にか中心的存在になり、リーダー的ポジションにつくことも多くなります。
多くは本人が望んでいるわけではありません。むしろ、嫌がっている人の方が多いように感じます。
けれども、本人の意志とは関係なく、中心人物になりやすいのです。
というのも、石門は持ち前の協調性が成長と共に人をまとめあげる能力が高いからです。
さらに、石門星は外柔内剛で表面は柔らかく見えても、中身は意外と頑固です。
それが強い信念や意志となり、そのぶれない強い芯が安定感へと繋がり、頼られるようにもなっていきます。
石門星に十二大従星の天将星が加わると「社長の星」と呼ばれ、まさに集団をまとめてトップに立つのがふさわしい星になります。
「清濁併せ吞む」ことができる
石門星の協調性は、「争いが嫌いだから和合を望む」だけではない場合があります。
もっと大きい視点に立って、「この人と仲良くしておいた方が今後のためには必要」のように、計算を働かせて和を保つ場合もあります。
石門星はよく「清濁併せ呑む」といわれ、悪いことも問題がある相手も目的のためならそれを飲み込んで受け入れることができるのです。
それが「政治家の星」ともいわれる由縁です。ある意味、度量が大きく懐が深いともいえます。
「大きな視点」で見渡す
空から俯瞰的に物事を見ているかのように、大きく物事を捉えていくのが得意です。
例えば、コンセプト作りのように、大きな視点で考えることなら活躍できます。
人間関係も一つ一つのを丁寧に大事にするというより、大きくざっくりと関わっていきます。
それゆえに、人間関係は浅く広くなりやすいのです。
反対に細かいことは苦手で、数字の計算のような事務作業や掃除洗濯のような地道な作業を繰り返す家事は好みません。
細かいことをやり続けると最後は大雑把になり、ミスも増えてしまいます。
石門星の仕事運
石門星はコミュニケーション能力や協調性を生かして、人と関わる仕事で力を発揮します。
チームワークを必要とする仕事や人をまとめ上げるマネジメント系の仕事など、人と関わりある仕事なら多様な可能性をもっています。
また、俯瞰的に物事を見ていくのが得意なので、管理職や監督業のように全体を見渡す仕事が得意です。
人の繋がりから仕事が発展していくことも多いに考えられます。
石門星の結婚運
石門星は友達のようなフレンドリーな家庭を築くことができます。
そのため、恋人関係とは少し違いますがいつまでも仲良くいられるのが特徴です。
しかしながら、友達や同僚など、外との関係も大切にするため家庭内に収まらず、結婚しても外との関係を大切にしていく必要があります。
また、細かいことを得意とせず家庭的なタイプではないため、専業主婦のように家事を中心とした生活はあまり向いていません。
石門星の有名人
石門星を主星にもつ有名人を紹介します。
東野幸治、設楽統(バナナマン)、藤森慎吾(オリエンタルラジオ)、松たか子、石原さとみ、宮崎あおい、哀川翔、市村正親
→十大主星のまとめ記事:「十大主星とは?」