貫索星(かんさくせい)は陽木の星で守備本能をもつことから守ることに優れ、簡単には諦めない忍耐力の持ち主です。
頑固な一面をもち個人主義的ではあるものの、信念を貫く強さも併せ持ちます。
仕事は専門性を深めるスペシャリストとして活躍できる特徴をもち、結婚は安定した平和な家庭を築き上げることができます。
「貫索星の特徴」を動画で解説
YouTubeでも貫索星について詳しく解説しています。こちらの記事と合わせて動画をご覧いただけるとより理解が深まるのでおすすめです。
貫索星の基本情報
貫索星は陽の木性で「陽木」になります。自然界では「樹木」に該当します。
五行の木性がもつ本能は「守備本能」になるため、貫索星も無意識のうちに守る生き方をしやすく守る能力が高くなります。
五行 | 木性 |
陰陽 | 陽木 |
本能 | 守備本能 |
貫索星の性質
貫索星は自我が強く、個を優先したマイペースな性質を持ちます。
慎重で守り中心の生き方にもなやすく、コツコツ頑張れる忍耐力をもつことから時間をかけて成長していきます。
こだわりが信念となり最後まで貫き通す「芯の強さ」を持ち合わせています。
「自我」が強い
自我の強さは、貫索星の一番の特徴といっても良いかもしれません。その結果「個」を大切にして、自立心が強くなります。
「自分のことは自分で」といった気持ちが強く、人に頼ることはほとんどありません。そのため、甘え下手で不器用なタイプです。
ただし、人に頼らないその精神性がたくましい雰囲気を生み出し、周りからはしっかり者にうつることもあるでしょう。
また、個人主義的な面も強いため、気を付けないと周りから冷たい人と思われることがあります。
「守る」能力が高い
貫索星の五行「木」は守備本能が備わっています。そのため、貫索星も守備能力が高くなり、守ることに優れています。
ただし、その「守る」は「個」の性質の影響を受けて、自分自身や自分に身近なものが中心になります。
例えば、「家族を守る」「親友を守る」「自分の生活を守る」「自分の仕事を守る」などです。
守る気持ちが強いため、どうしても慎重になりやすく、冒険を望まず安定を好む傾向にあります。
「忍耐力」をもつ
どんな困難にも耐え抜ける忍耐力をもち、一度決めたら最後まで諦めません。
ただし、その忍耐力がマイナスに働くこともあります。
よくあるのは、向いていない仕事や待遇の悪い仕事に就いてしまって辞めたいと思いながらも持ち前の忍耐力で10年以上も働き続けるケースです。
忍耐力が強い分、変化には弱いため、10年も続けてしまうとその状況を打破するのは簡単ではありません。
自分に合っている環境や仕事で忍耐力を発揮する必要があるので、最初の選択が重要になります。
「こだわり」が強い
こだわりの強さが頑固さや信念を作り出します。そのため、自分の考えを簡単には曲げません。
特に一度「これが正しい」と決めたら、頑なにその「正しい」を貫き通します。
ただし、その頑固さをあまり人前でさらけ出すタイプではないため、一見すると頑固のように感じない人もいます。
貫索星のこだわりは、自分の中に秘めるだけで人に対して主張するものではありません。
また、その頑固さが信念にもなり、自分の信じた道を突き進める「芯がぶれない強さ」にもなってくれます。
「専門性」を深める
専門性を深める能力に優れています。何か一つのことをやり続けて、その世界のスペシャリストになれる可能性をもっています。
ただし、器用なタイプではないため、人よりも時間はかかります。その速度はまるで亀のようにゆっくりです。
しかし、そのマイペースにこつこつ積み重ねていくことこそが、貫索星にとっては大事なのです。
貫索星の仕事運
貫索星は専門分野を極めていける仕事運をもっています。
不器用ではありますが深める能力には優れ、一つの事をやり続けていくのが得意です。
集団よりも個人でできる仕事の方がより良く、独立して自営業の道に進む場合もあります。
さらにこだわりの強さを生かして、職人のような世界で活躍することも可能です。
貫索星の結婚運
貫索星は安定を望み、家族を守る意識が強いため、変化の少ない平穏な結婚が理想です。
しかしながら、自立心の強さがパートナーとしがらみのない自立し合った関係を望み、どうしても冷めた関係になってしまう危険性もあります。
貫索星は、変わらない愛情を注ぎ続けられることから恋愛でも結婚でも長続きしやすい傾向にあります。
貫索星の有名人
貫索星を主星にもつ有名人を紹介します。
石橋貴明(とんねるず)、又吉直樹(ピース)、山田洋次(映画監督)、井筒和幸(映画監督)、寺島しのぶ(女優)、中谷美紀(女優)、片岡愛之助(歌舞伎役者)、入江陵介(水泳)
→十大主星のまとめ記事:「十大主星とは?」