算命学は陽占と陰占に分かれ、陽占は主に性質を見ることができます。
陽占は10個の主星と12個の従星から成り立ち、主星を十大主星、従星を十二大従星と呼びます。
今回は十二大従星の一つ天貴星について、説明していきましょう。
天貴星
天貴星は十二大従星の状態としては小学生ぐらいの「児童」で、自我が芽生え時期です。
まずは、天貴星のキーワードを上げていきましょう。
「学」「尊」「知」「直」
天貴星のキーワード:「学」
天貴星は小学生の時期にあたります。
小学生は勉強のスタートの時期ともいえ、学ぶことへの関心が高まり始めます。
本を読んだり習い事を積極的に行ったり、知識を蓄えてようとする気が動き出すことでしょう。
天貴星の中には、勉強熱心で学者の道へ進んでいく人もいるぐらいです。
吸収力は最も優れているので、学べば学ぶほど成長することができます。
天貴星のキーワード:「尊」
小学生になると自我が芽生え始める時期です。
それがプライドを高めることとなり、自意識も強くなります。
天貴星は認められて褒められと伸びるタイプで、役目を与えられることでさらに大きく飛躍していきます。
責任あるポジションや重要な役割を担うことは、プレッシャーになるものの天貴星にとっては生き生きと輝く状況でもあります。
プライドにこだわり過ぎると、自我が強いだけの扱いにくい人物になりかねないので気を付けましょう。
天貴星のキーワード:「知」
小学生の頃は見るもの全てが初めてのことばかりで、何にでも興味を示したかと思います。
天貴星もそれと同じように知的好奇心真っ盛りの星で、様々なことに興味をもつことができます。
探求心も旺盛で興味をもつとそれに熱中して、研究者のように深い学びを得ることもあるでしょう。
探求心が物事の原理原則を追い求める気持ちを高め、伝統や古典の世界へ関心が向くことも考えられます。
正統な学びを得て多くの知識を吸収できる星です。
天貴星のキーワード:「直」
小学生の時期はまだ無邪気で素直な頃です。
そのため、学んだことを素直に受け止め、そのまま自分の中へ吸収していくことができます。
物事に対して変なフィルターをかけたり、ゆがんだ見方をしたりするわけではないので、正しい学びを得れば大きな成長が期待できます。
素直な視点が子供のように本質を見抜くこともあるので、洞察力の鋭さになることもあるでしょう。
師と呼べるような良い先生を見つけるのが理想的です。
人の話を素直に聞き入れて学ぶこともできる時です。